カラコンはアレルギーを引き起こすことがありますか?
近年ではハロウィンやクリスマスなどで、自分のなりたいキャラに仮装してカラコンを着けるという機会が多い人も増えたと思います。
しかし、カラコンを着けていて「目がムズムズしてかゆみが我慢できない」という症状が出た時は、注意が必要です。
このような症状が出た時は、「アレルギー性結膜炎」の可能性があります。
アレルギー性結膜炎なのに、カラコンをそのまま使用したり、症状を放置したりしていると、さらに悪化してしまう可能性があります。
アレルギー性結膜炎を発症してしまう原因はいくつかあり、例えばその中には「レンズの汚れ」があります。
カラコンのレンズというのは、指先の汚れや雑菌、涙に含まれている脂質やタンパク質、ほこりなど目に見えない汚れが多く付着しています。
これらの汚れは時間が経つと性質が変わり、アレルギーの原因であるアレルゲンになり、目にかゆみを引き起こしてしまいます。
ワンデーを利用している人には少ないのですが、連続装用する2weekタイプやマンスリータイプのカラコンを使用する人は発症率が高いと言われているので、注意しておきましょう。
アレルギー性結膜炎になってしまう原因としてもうひとつあげるなら「防腐剤などの化学物質」もあります。
この場合は、レンズに問題がなくても、「目を潤すために使用する目薬やレンズケアするために使用する洗浄液」を使うことでアレルギー性結膜炎になってしまうことがあります。
品質保持に使用されている防腐剤や目薬や洗浄液に含まれている成分そのものに対して目がアレルギー反応を起してしまいます。
アレルギー性結膜炎はアレルギー性の眼障害です。
そのため、カラコンを使用しながらセルフケアをする方法で完治させることはできないことは頭に入れておきましょう。
また、症状を放置することによって角膜に傷や腫瘍ができ、後遺症をもたらすこともあるので、カラコンを着けて目にかゆみが出た時は、早めに眼科で診断してもらうようにしましょう。
初めてカラコンを使う場合は、以下のサイトを参考にしましょう
・カラーコンタクトの正しい使い方 | カラコン人気通販クイーンアイズ
・おしゃれ用カラーコンタクトレンズについて
・カラーコンタクトレンズの安全性